子供が英語学習を始めるために必要な準備とは？英会話を楽しむことが大切！

子供の英会話環境を整えるために大人が家庭でできること

早い段階から英会話を始めることはおススメです。
子供に英語を学ばせたいと考えている親御さんもいるのではないでしょうか。
子供向けコースが各スクールにも用意されていますので、それらに参加させてみるのも良い方法です。
とはいえ、継続力が大切な英会話マスター。
自宅での環境づくりも大切です。
ここでは、大人ができる「子供のための英語環境作り」を考えていきます。

環境づくりはスクールになじむための第一歩にもなる

環境づくりはスクールに入校してからと考えるかもしれません。
しかし、実践するのであれば「入校前」から始めてみてください。

子供が日々、英語を習う前段階から「学ぶ環境」が家にあるという事は、すんなりと戸惑うことなくその空気に入ることができます。
もちろん、親御さんが英語を教えることができなくても環境を整えることはできるのです。

日々の生活の中に英語を取り入れてみよう

例えば、乗り物や動物といった小さいお子様が興味を示しているものを英語で呼んだり視覚的にとらえるという方法です。

子供がまず絵を描いて、親御さんが単語を書き添えてみてください。
その絵を子供部屋やその他空いているスペースに貼ってみましょう。
「たったこれだけ？」「こんなことで英語が身に付くの？」と不思議に感じるかもしれません。
しかし、生活の中に英語が見える環境にあることは上達のためにも大切な事なのです。

さらには、初心者でも知っているやり取りを英語でしてみてください。
朝起きたら「Good morning」と挨拶をしてみましょう。
また、一緒に外出した時には英語で子供が分かりそうなものを指さして「What’s that?(あれは何だろう)」と尋ねます。
勉強をしているというよりも、クイズを出されているという感覚で子供は英語に興味を持ってくれるはずです。

親御さんによる英語環境づくりに加え、早い時期からネイティブの英語に触れることもおすすめです。
外国人と交流する機会を持たせてあげたり、オンライン英会話を使ってお子さんがネイティブとの英会話に慣れ親しむ場をつくってあげると、英語に親近感が湧くと思います。

ここでポイントなのは「子供が分かるところから始める」点。
最初から難しいものを出してしまうと、分からないことにストレスを感じかねません。
簡単なものから答えてもらってください。

楽しいを英語環境の中に取り入れる

子供が「楽しい」と感じることに英語を取り入れていきます。

家の中でDVDや音楽を聴くことが好きであれば、これらを英語のものにするのも良いでしょう。
数枚で良いので用意してみてください。
教えるという事をしなくても、自然と英語の発音を耳にすることもできますから、イントネーションや文法が自然と身に付きやすくなります。

教材を取り入れたいという場合のポイント

学ぶ環境と考えると必要になるのが「教材」です。
子供用の教材も、書店ではたくさん並んでいます。
数ある教材の中でも、選ぶポイントをチェックしてより活かせる教材を取り入れていきましょう。

まずは「興味」です。
子供の興味がある教材というものは、「やってみよう」という意欲向上のために大切です。
どれだけ学習能力が身に付くのか・たくさんの内容が詰まっているというのではなく、「好き」を最優先してください。

そして、初めて英語に触れるのであれば「遊び」の要素を増やすのもオススメです。
身体を使って歌遊びをしたり体操をするなど「勉強は机に向かうもの」と固定しないのがポイントです。
CDやDVD付きの教材も売られていますから、チェックしてみましょう。

また文字量が多くないもの、カラーやイラストが多いものが子供向け教材としてオススメ。
文字量が多すぎてしまうと、子供の意欲をそいでしまいます。
カラーやイラストが掲載された教材は、見た目にも楽しいですし、イラストから認識できることもたくさんあるのです。

まずは書店やネットで教材を確認し、子供と一緒に見てみましょう。
子供が興味を引いたものこそ、ピッタリの教材といえます。